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経歴 ~Profile~

寺垣 武 Takeshi Teragaki

大正13年(1924)年埼玉県生まれ。子供のころから機械工作が好きで、大宮の機関車修理工場に毎日通う。中学2年生(16歳)のとき、爆撃機から投下される爆弾の命中精度を上げる装置が取り上げられ「少年エヂソン」と読売新聞に報道される。

20代はじめ、太平洋戦争中は兵器の開発に携わる。戦後は、様々な企業の嘱託となり産業機械の開発に従事。昭和54年(1979年)ごろからオーディオ機器の開発をはじめ、極限まで読み取り精度を高めた「寺垣プレーヤー」Σシリーズが「究極のプレーヤー」として国内外で高い評価を得る。

キヤノン・リコーなど大手企業の技術顧問を勤めた後、現在は20年間研究・試作を続けた「寺垣スピーカー」を制作する「株式会社Teragaki-Labo」の会長として、活動を続ける。

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年譜

1924年
埼玉県に生まれる。
1939年
爆撃機から投下される爆弾の命中制度を上げる装置が取り上げられて「少年エヂソン」と読売新聞に報道される
1941年
大日本機械化国防協会嘱託(全国戦車研究模型1位)
日本大学専門部工科中退
1952年
日本海底電線にて海底ケーブル製造設備を一般電線製造設備に改造する
1956年
日本電気株式会社(NEC)にて、誘導段ジャイロ試験装置、潜水艦探知機水中検出器研究、試作
1961年
寺垣研究所設立
浦原機械工業(現在の富士通株式会社)嘱託にて、各種機械式表示装置、大型コンピュータ冷却装置研究・開発
トヨタ自動車元町工場にて、中央制御装置の統計表示装置開発
航空自衛隊T-33シューティングスター用地上脱出装置、練習機日光DC-8シュミレーター操縦系統の研究、試作
日本原子力研究所にて、C扉開閉器装置(総重量40トン)開発
1968年
川崎グループ(重厚、製鉄、航空機、汽船、電気工業、等7社)にて、いったいのコンテナリゼーション大型パノラマ動作模型工事一式、紡績用ポーキュパイン全自動細孔穿孔機研究・試作
寺垣研究所を閉鎖
日本電気株式会社(NEC)の室内機器事業部にて、気象ファクス同期機械、その他装置設計
1973年
東京通信機株式会社(現在の東通インテグレート株式会社)にて、電電公社向け通信機材の研究・試作
1977年
シチズン株式会社にて、各種計測器、大型野外時計、表示装置の研究・試作
1979年
鈴茂機械工業株式会社(現在の鈴茂器工株式会社)にて、すしロボットを開発
オーディオ機器の開発を始める
1981年
株式会社オーディオテクニカにて、

アナログプレーヤーの開発

レコード吸着スタビライザーの開発

CD用ピックアップの開発

バーコードリーダー等の研究開発

1982年
ライン精機株式会社にて、各種カウンター、横河北辰(現横河電機)と共同研究にて、バーメーター、フロッピーディスク試験機、全自動カウンター組立て木の研究に従事
1982年
寺垣研究所設立
1984年
株式会社リコー技術計画部 顧問
1985年
株式会社リコー時計 顧問
1986年
株式会社リコー中央研究所 顧問
株式会社富士化学工業所 顧問
呉羽化学工業株式会社(現在の株式会社クレハ)にて、磁気ドライブ用磁性材研究、防音部材研究
1987年
寺垣研究所にて、日本電信電話株式会社(NTT)のコンピューターバックアップシステム(VHS自動ローディング)をスミハラ電気と共同研究
1989年
株式会社東北リコー 顧問
株式会社リコー特機 顧問
1990年
メタレックス研究所 顧問
長田電機株式会社 顧問
株式会社ラックス 顧問
1992年
組織改変によりリコー 技術顧問
1999年
キヤノン株式会社 周辺機器事業本部 技術顧問
キヤノンアプテックス株式会社 技術顧問
2000年
株式会社三協精機製作所(現在の日本電産サンキョー株式会社) 技術顧問
2002年
キヤノン株式会社 生産開発センター 顧問
2008年
株式会社Teragaki-Labo 会長



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